ようやく見れた
【映画】私は貝になりたい
なかなかにズーンとくるお話、人間ってなんなんだろう、おれも貝になりたい
あけましておめでとうございます 2022年
こたつの中から失礼します、新年はじめの絵を描いとります
おせち、美味かった、今回のは結構いい値段するやつで、眺めてるとひとつひとつの料理に手がかかってるのが伝わって、それでみんな感動してたみたい
実家に送った肉、すき焼きとしゃぶしゃぶに
暴飲暴食の日々、やばいなと思いつつ
毎年、大晦日は格闘技を見て、元旦はネットの反応を見ながら録画した紅白を流す、そんな感じです
また、今年も絵で色々動きたいと思う、いい作品を増やしたい、見てくださる方ありがとう、今年もよろしくお願いします
個展「WARUIKO」
先週、3回目の個展を原宿のデザインフェスタギャラリーでやった。日常に戻り少しずつ薄れていく余韻、今のうちに気持ちを残しておきたいと思う。
前回の個展が2019年、福岡の不思議博物館サナトリウム分室でやらせてもらった。あれから2年。コロナでやりづらさもあったけど、活動は続けてきて、絵も溜まっていた。グループ展のお誘いをいただいたりで展示の機会はあったけど、フルパワーで部屋を埋め尽くしたい、自分を出しきりたいって欲求はどんどん高まっていた。
個展をやるしかない🔥
自分の中の炎に従う自分でありたい。早速ぼくは場所を予約した。
個展のタイトルは「WARUIKO」。自分自身から出てくるネガティブな気持ち、悪い心と向き合い闘う、寂しさ、怒り。様々な感情をのせた棘を頭から生やした女の子を個展の主役として描いた。毒がありつつも可愛らしく愛されるような、その辺のバランスを意識して。
「悪い」について考えてくと、ポジティブな側面もあるなと思う。いつもちゃんとしてたら息がつまる。お行儀の悪いことがしたい、平気ではみ出したい。それをしちゃいけません、と教えられてくけど、一番初めの頃の気持ちはすごく開いていて、壁なんか無くって、生命力に溢れていた。お利口さんが求められるし、だんだんそうなってくけど、つまらないなとも片隅で感じてる。うちに居た文鳥🐥は気持ちのまんまで生きてたなと時々思い出す、他の動物もそんな感じ、なぜ人間だけこうなのか。
お利口さんは良いのか悪いのか、人と人が関係を深める時に踏み込んで壁を乗り越えるような事が必要で、かっちりしていたら誰とも表面でしか付き合えないような。学生時代にクラスで孤立してた頃の事を思い出すとそんな感じで、常識的なだけじゃつまらない、うまく崩してく事が求められる。0か100じゃなくて、白か黒じゃなくて、どっちつかず。不器用なぼくはうまくできず、本当の自分を隠していた。
展示初日終了後の夜に絵を完成させ2日目に追加した、本当に全部出しきりたかったから
ずっと誰かと気持ちを分かち合いたいと思ってた。続けてきた絵でそれができるかもしれないと、だんだん表現主義的な、自分の気持ちをのっけるスタイルになった。昔はただキャラクターを見様見真似で描くとか、綺麗な景色を描くとか、すごく普通というか、そこに自分が居なかったんだけど、今はすごく作品が自分そのものになってる、わかってほしい、なんとしたいって気持ちがモチベーションになって、全部が自画像になった。
個展中の食欲がやばかった
個展をやるって決めてからぼくの日常は弾みだした。いつだって頭の中には個展の事があって、考えるとわくわくした。あーしよう、こーしよう、どんな風に飾ろうか、あの絵も持ってくか、人来るかな。自分で自分を盛り上げてく。怖いけど楽しみ、感情が混ざり合って揺れる日々だった。
少し前に、絵が寄り添ってくれるって伝えてくれた方がいて、すごくハッとして、作品制作する時に時々思い出してる。自分を素直に出してく事が結果として誰かの寄り添いになるんだなと気づかせてくれた。
個展会場の壁を埋めるように絵を貼った、過去作もいっぱい持っていった、今の自分が見てもときめくやつだけ選んで、とにかく数で勝負みたいなところもあったし、エネルギーを感じてほしかった。でも、最近のキャンバス作品なんかは間を空けて1点1点に集中して鑑賞してもらいたいなと思ってて、結局どっちつかずな展示になったな。反省点としては自分の居場所を作らなかったこと、自分が椅子に座ってるとその近くの作品が見づらかったかなと思う、次回は気をつけたい。
ネットで見るだけじゃなく実際に足を運んでくれた方々、このSNS時代、いいね!で済まされがちな中で、わざわざ電車賃かけて原宿まで、リアルに動いてくれた事実がありがたいです。今まで色々動いてきた中で繋がった方々も来てくれて感謝してます。ありがとうございました。
初日にキャンバスをひっつき虫で壁につけようとして上手くいかずにいたら近くで展示してたいちごつみ🍓さんからピンをいただき、めちゃくちゃ助かった
今年は結構色々動いたなと思う、コミティア、デザフェス、パク覧会、非現実の人たちへ、FUDEROCK、そして個展。やりきった2021年、冬休みはゆっくりしてまた来年色々やっていきたい。
個展準備
この土日で個展準備をする、作品もぎりぎりまで描いて増やしたい
キャンバスに描くのも慣れてきた、わかってきて楽しくなって、いい感じです。ドローイングはいっきに描き殴るのですぐ終わるんだけど、ペインティングは長時間向き合う事になって、デジタルで描いてた頃の感覚を思い出す。一枚を丁寧に丁寧に、あーでもないこーでもないって練ってくような。そうやって描いて終わらせた作品は自分自身の感動に触れる。信じられるピースを増やしてくしかない、じゃなきゃ展示で人に見せても意味がないな。他者と気持ちを分かち合うには自分の心に響く表現をしなきゃいけないんです。
インスタ
一週間くらい前から通知が止まらなくなって、主に海外からのリアクションがずっと来てて、フォロワーが1300くらいだったのが今は7500くらいで、いったい何が起こってるのか、おれにはよくわからないです
日曜日
毎週日曜日に銭湯行ってるんだけどそれがすごい癒しになってる。今日は午前中から15時までずっと絵に向かってて、行き詰まってきたので気分転換に銭湯行ってきた。年配の方がほとんどで、静かな雰囲気。身体洗って色々な種類の風呂に浸かる、足を伸ばしてぼーっとしながら、絵どうしようって考える。後、風呂上がりの帰り道が好き、なんだか新鮮で、いつもと同じ景色なのに。水を得た状態は気持ちが高揚してる、不思議。
外に出たついでに晩飯も買った。これ食べたら今夜も眠くなるまで描きます。
寄り添ってくれる絵
今日は祝日ですので、絵をたくさん描きたい、ここ最近は寄り添ってくれるというキーワードが頭から離れなくて、絵が誰かにとってのそういう存在になってたことを知って(伝えていただいて)
自分を出してく事だと思ったんです🐕
デザインフェスタ54
デザフェスは毎回出る度にいい刺激もらえて楽しい、しばらくは余韻でふわふわした感じで過ごします、来てくださった方々ありがとうございました、