あいまいなねむりのなかで

ときめくかときめかないか

エンターテイナー

よくわからない世界でよくわからないまま日々を消化してる、満員電車でぎゅうぎゅうしながら、頑張ってる、駅からたくさんの人が同じ方向に無表情で歩いているのを見ると、魚の群れを思い出しはっとする、少し違うけどそんなに変わらない一日を過ごし、帰路、駅に集まるくたびれた人々、また明日、繰り返し繰り返し、やるべきことは、つまらない日常をセンスよく壊すこと、人を楽しませるってのは、感覚を動物にかえすこと、子供は何でも楽しめる、社会、秩序に染まってない、ある意味、動物のような存在、成長すると何故だか楽しめなくなる、生きづらくなる、宮崎駿さんが大人はみんなつまらないって言ってたのを思い出し、ああそういう事かと、何故だか僕らはつまらない方向へ進んでいってるから、たまには戻る必要がある、生きている実感、人間社会では動物的な自然的なものは嫌悪されてしまう、いけない事と教えられる、外ではちゃんとしてるように見える大人達だって、どこかで動物に戻って発散し生きる力を取り戻し、なんとか頑張る、惹かれてしまう性、求めている、混沌を、嵐が来るとワクワクする感覚、社会的な目線から言えば災害、だけど一方で楽しんでる部分もあったりする、ロックが何故、人を惹きつけるか、大声で叫び、飛び跳ねる、髪を伸ばす、あーそれ動物みたいじゃんね?、ライブへ行った時にそんな事を思った、絵でそういうことできたらいいな、そこに向かうべきな気がする、楽しませたい、解放、命の記憶をくすぐる、それが生かすこと、上手く言葉で言えなくても何か引っかかる、刺激したい、よくわからないまま命が始まって、わからないまま死ぬ、その間、生きてる間は幸福を目指しましょうという世界、まあ従うしかないです、抗えないです、人の感情を動かしたい