あいまいなねむりのなかで

ときめくかときめかないか

水中の町

町が海に沈むイメージが昔から頭の中にありました。マンションの5階に住んでいて4階までが海になっています、私はベランダから景色を眺め落ち着いています。大雨が降ると水がどんどん増えて、地平線の方から巨大な波が来て、怖かったのと同時にわくわくしていて、不思議な感覚です。魚が泳ぐ水中の町中を歩く夢、世界は滅亡したのでしょうか。自分の見た世界を共有したくて、3年くらい前に渚と水中の町という画集を初めて作りました。自分の作った画集の中で一番手にとってもらえたと思います。みんなの心の底に触れた気がしてうれしかったです。作品を発表し、ぴたっとハマる感覚、これを目指すべきなのかもしれないです、私は最近、何を描いたらいいかわからなくなってて、過去を振り返ってみたら、答えを見つけたような気がします、いいものを作っていきたいです