個展「あたいはあたいの花を咲かす」終わりました、来てくださった方々ありがとうございました
余韻が残っているうちに気持ちを残しておく
最近、知った方が結構来てくれた印象だった、SNSで見て終わりの人も多い中、直接生の絵を見ようと足を運んでくれる熱量が嬉しかったです
絵って生活必需品ではないし本当に好きじゃないと買わないと思う、展示で人の本当に触れる機会ってのは何ものにも代え難い感動があります
特に印象的だったのが高校生の方で最初にA4サイズの絵を気に入ってくれて、でも値段を聞いて、もう少し安いハガキサイズのにしておこうとしたけど、やっぱり後悔したくないって最初のA4サイズを購入してくれた事
自分が同じ歳の頃を思い出す、格闘技のPRIDEが好きすぎて大会がやってる東京ドームまでチケットも無いのに行って付近をふらふら歩いてて、入るつもりはなかったんだけど(ビビっていた)当日券売り場を見てみたら1番安い7000円のは売り切れで17000円のがあって、高校生にはでかい金額だったけど、やっぱり後悔したくないって勇気出して買って、もうオープニング始まってる中を急いで会場に入ったんだよな、30代半ばになってもまだ鮮明に思い出せるあの日の事
おれの表現が誰かの心の奥の方に残ったらいいなと思います、色々な事が流れていってしまうけど、忘れないでほしいんです
今回の展示で壁に貼った絵は全て今年に入ってから描いた絵、ガールの目が以前より大きくなって、代わりに口も眉も鼻も無いから表情が読めなくなった、マスク生活が長引く中で自然とこうなってた、この表現がしっくりきてるのは自分が表に出せなかった感情、言えなかった事を描いてるからかな、自画像ってわけじゃないけど、絵はやっぱりその人自身が出てきてしまうものだと思う
おれの絵の良さ、まだまだ人に伝わってない感覚がある、なんとかしたい、もっとたくさんの人に見てもらえるように頑張りたい、展示やると毎回楽しかっただけで終われない、悔しさがいつも勝ってるんです
次の土日はデザフェスに出ます、個展から1週間後というハードスケジュールだけど、できる限り新作を描いて持っていきます、いつだって最新の自分をぶつけていきたい、やるしかない
ありがとうございました
