あいまいなねむりのなかで

ときめくかときめかないか

やっぱり流れてく

引っ越したいので本気で部屋の片付けをしてる。自分が所有している物をひとつひとつ眺めながら、いるかいらないか判断するのはなかなか大変。数年前まですごく好きだった人の画集など、今見るとそうでもないなって気持ちで手放しコーナーへ置く。心もどんどん流れてるんだな。自分の絵も誰かにもう必要ないと思われてるんだろう。そう考えると絵を褒められた瞬間は嬉しいけどずっとじゃないんじゃないかって、ふと寂しくなったり。心に突き刺さってずっと残るような人ってあまり居なくて、時間が経つと薄れてしまうものなのか。平野淳さんの絵は本当にずっと好きで心に刻み込まれてる。こんな風にどこかの誰かの心にずっと残る絵を描けるようにがんばりたいな。ただ消費されて飽きられるんじゃなくてずっとあるようなものを。