あいまいなねむりのなかで

ときめくかときめかないか

朝考えること

毎朝、満員電車で揉みくちゃにされながら人生について考える、車窓から見える町の景色は相変わらず美しい、僕はなにをやっているんだろう、どこに向かっているんだろう、いつもドアの横に居るあの子は何を考えているんだろう、なんだか自分じゃないものに動かされてる様な気がするよ、大きな細胞活動、うねりの中で発生しては消えていく、代わりはいる、みんな同じ、そうやって世界が回ってる、みんなが当たり前にそれに乗っかっている様に見えて、僕はひとり取り残されている気持ちになるんだ、わからない、君はすごいなと思う